南砺市の井波別院瑞泉寺で、井波別院瑞泉寺未来継承リレー講演会が開催された。
南砺市の井波別院瑞泉寺で、井波別院瑞泉寺未来継承リレー講演会が開催された。
「井波別院瑞泉寺未来継承リレー講演会」は、瑞泉寺の調査報告書の発刊を記念して行われたもので、地元住民や関係者など、およそ50人が参加した。
はじめに井波別院瑞泉寺未来継承推進委員会の島田 勝由会長が「2011年から進められてきた瑞泉寺の調査が完了した。今後は南砺市の調査委員会の設置を目指していきたい」とあいさつした。
講師には、調査に携わった建築装飾技術史研究所所長の窪寺 茂さんと、那谷寺文化財研究所 設立準備室長の賀古唯義さんが招かれ、はじめに賀古さんが「明治大火が変えた瑞泉寺の屋根」と題して講演。明治12年に門と土蔵以外の全てを焼き尽した火災が起きたことを話しそれ以降、瓦や銅板を使った「燃えない屋根」に取り組んでいたことが紹介された。
次に窪寺さんが「瑞泉寺境内諸建築の文化財的価値」と題して講演。窪寺さんは「江戸期、明治期、大正期、昭和期の各建造物は当時の優れた技術で建てられている。そしてその建造物たちが廊下や渡り廊下で繋がれていることが一番の見どころで文化財的価値が認められる」と話した。
参加者は今回の調査報告を熱心に聞き、瑞泉寺の文化的価値を改めて考えていた。
「井波別院瑞泉寺未来継承リレー講演会」は、瑞泉寺の調査報告書の発刊を記念して行われたもので、地元住民や関係者など、およそ50人が参加した。
はじめに井波別院瑞泉寺未来継承推進委員会の島田 勝由会長が「2011年から進められてきた瑞泉寺の調査が完了した。今後は南砺市の調査委員会の設置を目指していきたい」とあいさつした。
講師には、調査に携わった建築装飾技術史研究所所長の窪寺 茂さんと、那谷寺文化財研究所 設立準備室長の賀古唯義さんが招かれ、はじめに賀古さんが「明治大火が変えた瑞泉寺の屋根」と題して講演。明治12年に門と土蔵以外の全てを焼き尽した火災が起きたことを話しそれ以降、瓦や銅板を使った「燃えない屋根」に取り組んでいたことが紹介された。
次に窪寺さんが「瑞泉寺境内諸建築の文化財的価値」と題して講演。窪寺さんは「江戸期、明治期、大正期、昭和期の各建造物は当時の優れた技術で建てられている。そしてその建造物たちが廊下や渡り廊下で繋がれていることが一番の見どころで文化財的価値が認められる」と話した。
参加者は今回の調査報告を熱心に聞き、瑞泉寺の文化的価値を改めて考えていた。