チューリップを通して交流のある台湾について知ってもらいたいと、砺波市内の幼稚園や学校で台湾給食が提供された。

これは砺波市と台湾の交流が始まって１０年を記念して行われたもので、この日は砺波市内の幼稚園や小中学校の子どもたち、およそ３９５０人が台湾にちなんだ給食を味わった。

そのうち、鷹栖小学校では夏野砺波市長や白江勉教育長らが招かれ、児童１４１人と台湾給食を楽しんだ。

献立は甘辛く煮た豚肉をご飯に乗せて食べる「ルーローハン」と麵料理の「ミェンシェン」。そして豆乳マンゴープリン。

豆乳マンゴープリンは、今年の７月に台湾フルーツを輸入販売する「Ｒ＆Ｔグループ」が寄贈した、台湾マンゴーで作られた特別メニューで、子どもたちは台湾マンゴーの芳醇な香りと爽やかな甘みを楽しんだ。

最後に夏野市長が「台湾と交流して１０年目に、台湾の産物を使った給食会ができて良かった。日本だけではなく世界に目を向けるきっかけになってほしい」と児童たちに呼びかけた。