ラグビーのワールドカップが開催される中、県内で初めて、ラグビー体験イベントが開かれ、園児が競技の楽しさに触れた。

このイベントは、幼いころからラグビーに触れてもらい、関心を高めてもらおうと、日本ラグビー協会が全国で開いている。

今回、ラグビー日本代表のジャージーをゴールドウインが製作した縁で小矢部市が選ばれ、大谷こども園の年長児３８人が参加した。

はじめに子供たちは、協会の公式マスコット、レンとジーから日本代表モデルのユニホームを渡され、気分を高めて体験会に臨んだ。

講師を務めたのは、協会の向井 陽コーチで、公式ボールをひとつずつ渡し、ボールをバウンドさせたり、上に投げてみることを指導した。

子どもたちは、どこに飛んでいくかわからないラグビーボールの動きにとまどいながら、自分の手元に戻ってくるように、何度もバウンドさせていた。

ボールに慣れてきたところで、普段子どもたちがしている遊びに似ているプログラムにも挑戦した。

はじめに「だるまさんがころんだ」を応用して、向井コーチがボールから手を離している間に、３５メートル先にトライを決めるという運動をし、大きな声でトライと言いながら地面にタッチしていた。