県立高校の再編統合で閉校となった「南砺福光高校」の校舎・跡地が、通信制高校のサポート校として活用されることになった。
県立高校の再編統合で閉校となった「南砺福光高校」の校舎・跡地が、通信制高校のサポート校として活用されることになった。
11月24日に開かれた発表記者会見には、新田富山県知事、田中南砺市長、そして事業を運営する福井県の学校法人「青池学園」の青池浩生理事長が出席し、これまでの経緯、概要などを説明した。
南砺福光高校の跡地は2024年から3年間富山県が南砺市へ無償貸与し、南砺市が誘致した青池学園が、まずは2024年4月に不登校の子どもたちが通えるフリースクールを開校し、2025年には、広域通信制のAOIKA高校のサポート校の開設を目指す。
会見で新田知事は「民間の教育機関の誘致に際し、南砺市から無償貸与の要望があり快諾した。今後に期待したい」と話し、田中市長は「学ぶことが楽しくなり、地域とのつながりを感じる場を作りたいという南砺市の教育観と青池学園の思いが合致した。これを機にさらに地域振興に取り組んでいきたい」と話した。
青池理事長は、敷地内に大きなグラウンドやテニスコートなどの設備が充実している事や、近隣にスキー場やゴルフ場がある事、日本遺産井波彫刻や棟方志功など、芸術文化を身近に感じられる事などが選定理由とし、「南砺市の特色を生かし、世代を問わない地域とつくる学びの場にしたい」と話した。
青池学園では、今後富山県と福井県で運営している調理・医療の専門学校の、校外学習の場としての活用も考えている。
11月24日に開かれた発表記者会見には、新田富山県知事、田中南砺市長、そして事業を運営する福井県の学校法人「青池学園」の青池浩生理事長が出席し、これまでの経緯、概要などを説明した。
南砺福光高校の跡地は2024年から3年間富山県が南砺市へ無償貸与し、南砺市が誘致した青池学園が、まずは2024年4月に不登校の子どもたちが通えるフリースクールを開校し、2025年には、広域通信制のAOIKA高校のサポート校の開設を目指す。
会見で新田知事は「民間の教育機関の誘致に際し、南砺市から無償貸与の要望があり快諾した。今後に期待したい」と話し、田中市長は「学ぶことが楽しくなり、地域とのつながりを感じる場を作りたいという南砺市の教育観と青池学園の思いが合致した。これを機にさらに地域振興に取り組んでいきたい」と話した。
青池理事長は、敷地内に大きなグラウンドやテニスコートなどの設備が充実している事や、近隣にスキー場やゴルフ場がある事、日本遺産井波彫刻や棟方志功など、芸術文化を身近に感じられる事などが選定理由とし、「南砺市の特色を生かし、世代を問わない地域とつくる学びの場にしたい」と話した。
青池学園では、今後富山県と福井県で運営している調理・医療の専門学校の、校外学習の場としての活用も考えている。