砺波市の小学生がとなみ散居村ミュージアムを訪れ、先人の暮らしや歴史を学んだ。

となみ散居村ミュージアムでは、小学３年生の教育プログラムに「ふるさと学習」が組み込まれていることから、農具や生活用具に触れて砺波地方の歴史や文化を学んでもらおうと「ふるさと学習見学会」をおよそ１０年前から行っている。

この日訪れた庄南小学校の３年生２２人が、となみ散居村ミュージアムの民具館を訪れ、砺波地方で古くから使われてきた農具や衣食住に関わる道具を見学した。

児童は持参したタブレットで展示品のＱＲコードを読み取って使い方を動画で学んだり、実際に動かしてみたりしてや手にとったりして先人の暮らしを体験した。

また昭和初期の電話機や洗濯機が、時代によって便利に映り変わっていることに驚きながら、興味津々の様子で昔の道具に触れていた。