砺波市から依頼を受けた砺波高校の美術部員が「新砺波市誕生２０周年記念Ｔシャツ」のデザインを制作している。

記念Ｔシャツの制作は、今年、旧砺波市と旧庄川町が合併して２０周年を迎えることから、プロモーション事業の一環として企画されたもので、「幅広い世代に知ってもらいたい」と砺波市が砺波高校美術部にデザインを依頼した。

この日は、砺波高校美術部の生徒と、市役所担当者、制作関係者らが放課後、美術室に集まった。

美術部では、「様々な年代の人が着られること」や「砺波市らしさを取り入れてほしい」などの砺波市のリクエストを元に、１、２年生８人がアイデアを出しあい、検討を進めてきた。

１月下旬の打ち合わせでは、砺波市の地形をモチーフにした案と、チューリップとアユを題材にした案に絞られていたが、この日は、その２案にアレンジを加えた新たな８案が出され、最終デザインが検討された。

このＴシャツは、今年度内の完成を目指していて、４月から受注生産での販売開始を予定している。