進路選択の参考にしようと、砺波工業高校の２年生が砺波市内の企業を見学した。

これは学生と企業を繋げ、将来の人材確保を目的に砺波工場協会と庄川町事業所協会が平成２２年度から毎年行っている。

今年は砺波市内の製造業や建設業などの企業、２８の事業所が協力した。

この日は砺波工業高校の生徒１９人が富山住機株式会社を見学。富山住機株式会社は家の中の収納システムなど住宅の内装や建材を製造している会社。

はじめに富山住機株式会社代表取締役社長の藤井 良晃さんが「ものづくりを色んな目線で見てほしい」と高校生たちに呼びかけた。

そして生徒たちは業務部の窪 弘之さんから、会社の説明や主力となっている製品の紹介を聞いた後工場内を見学した。

富山住機株式会社では最新の木工加工設備を取り入れ、加工から出荷まで２日から３日という短納期の生産に対応しており、生徒たちはオートメーション化された設備を興味深い様子で見ながら加工の流れについて学んでいた。

砺波工業高校の２年生、１２５人は３日に渡り砺波市内の企業を見学し、地元企業への理解を深めた。