南砺市立図書館に、手軽に本が借りられるシステムが導入され、そのお披露目会がおこなわれた。

南砺市立図書館に導入された新システムは、ＩＣチップが埋め込まれた本を貸出機にまとめて置くだけで、瞬時に情報を読み取るもので、従来よりも素早く手続きができ、プライバシーも保護できる。

また、市立図書館と学校図書館との連携ができるようになったほか、スマートフォンを使って図書館以外で本の予約や受け取りができる「なんと！ぐるっと巡回本サービス」で、学校や病院、地域交流センターで予約した本の受け取りが可能になった。

南砺市立中央図書館で行われたセレモニーでは、はじめに田中市長が「小さい頃から本に親しむことが大切。図書館で様々な知識と体験を得てほしい」とあいさつし、実際に新しくなった貸し出し機を体験した。

この日は多くの市民が図書館を訪れ、より便利になった新システムを体感していた。