切り絵作家 今森光彦さんの特別展「自然と暮らす切り絵の世界」が、砺波市美術館で開かれている。

今森光彦さんは大学卒業後、独学で写真技術を学び自然写真家として国内外で活躍する一方、切り絵作家としても高い評価を得ている。

特別展「今森光彦 自然と暮らす切り絵の世界」では、山本さんの巧みな技が織りなす切り絵の世界を、およそ２２０点の作品で表現している。

「昆虫採集」シリーズは、幼い頃から“生きもの少年”として昆虫採集に熱中していた、今森さんの子ども時代の思い出が懐かしさとともにいきいきと描かれている。

「標本箱」シリーズは、東南アジアや中南米など世界を巡って捕まえた、蝶や蛾を切り絵という標本箱に収めた。

２０２４となみチューリップフェア特別展「今森光彦 自然と暮らす切り絵の世界」は、砺砺波市美術館で６月９日まで開催している。入館料は一般８００円、高校生以下は１００円、小学生未満は無料。

また５月２５日（土）午前１１時から、今森光彦さんによる作品解説が行われる。