南砺市職員の年間超過勤務時間の合計は、2011年度が1万3468時間だったのに対し、16年度は2万2329時間と5年間で8861時間増え、約1.7倍になった。11日の市議会本会議で、齊藤宗人市長政策部長が竹田秀人氏の一般質問に答えた。
選挙や災害対応といった臨時的な業務時間を除いて算定した。市によると、職員1人当たりの年間超過勤務時間は11年度が51時間、16年度が72時間で21時間増。手当ての支給者数は11年度の264人から、16年度は310人と46人増えた。
市は合併直後の05年4月時点で848人いた職員を10年で201人減らすなど、定員適正化計画を定め職員の削減に努めてきた。市は職員が減ったことで1人当たりの業務量が増え、超過勤務時間が増加したとみている。齊藤部長は「財政的にも職員の健康管理的にも注意しなくてはならない」と述べた。
市は将来的な厳しい財政状況を見据え、今後10年間でさらに100人削減する方針。行政センター業務のスリム化や庁舎統合を通じて削減を進めるとともに、ロボットやAI(人口知能)を活用し業務効率化に取り組む考え。
南砺市職員の年間超過勤務時間の合計は、2011年度が1万3468時間だったのに対し、16年度は2万2329時間と5年間で8861時間増え、約1.7倍になった。11日の市議会本会議で、齊藤宗人市長政策部長が竹田秀人氏の一般質問に答えた。
選挙や災害対応といった臨時的な業務時間を除いて算定した。市によると、職員1人当たりの年間超過勤務時間は11年度が51時間、16年度が72時間で21時間増。手当ての支給者数は11年度の264人から、16年度は310人と46人増えた。
市は合併直後の05年4月時点で848人いた職員を10年で201人減らすなど、定員適正化計画を定め職員の削減に努めてきた。市は職員が減ったことで1人当たりの業務量が増え、超過勤務時間が増加したとみている。齊藤部長は「財政的にも職員の健康管理的にも注意しなくてはならない」と述べた。
市は将来的な厳しい財政状況を見据え、今後10年間でさらに100人削減する方針。行政センター業務のスリム化や庁舎統合を通じて削減を進めるとともに、ロボットやAI(人口知能)を活用し業務効率化に取り組む考え。