地域のニーズに合った商店街づくりをサポートしようと、県立大工学部の学生が11月、南砺市城端地域の約800世帯に対しアンケート調査を行う。住民が求める品ぞろえやサービスをつかみ、より来店しやすい店舗運営につなげてもらう。19日は同市商工会城端事務所で学生と店主らの意見交換会があり、アンケートの内容について話し合った。
活動は県の「大学生による商店街課題解決事業」の一環。学生は今春から南砺、砺波両市内で、商店街の視察や店主へのヒアリングを通じ、活性化策を模索してきた。
城端地域中心部では国道304号沿いに、約40店が軒を連ねる。一方で薬から生鮮食品までそろえたドラッグストアや大型店などとの差別化が課題になっており、商店街側から住民のニーズをつかむアンケート調査を希望する声が出ていた。
同日は学生8人が商店主らに、アンケート内容のたたき台を提示した。商店街がどの程度地域に浸透しているか調べるため満足度や利用頻度などを尋ねる項目をつくったほか、チラシやサービスに対する要望も調査する。品ぞろえの参考にしてもらうため、よく購入する総菜や化粧品を買う場所などに関する項目も設けた。
今後内容について検討を重ね、11月に商店街の周辺世帯を中心に用紙を発送、12月をめどに速報結果を報告する。食品スーパー「菜彩(さいさい)やフジタストア」の藤田賢治社長は「お客さんの求めているものを知り、より足を運んでもらえる店にしていきたい」と話していた。
県立大の学生は、南砺市井波地域の商店街でもスイーツやご当地グルメの開発に取り組む。
地域のニーズに合った商店街づくりをサポートしようと、県立大工学部の学生が11月、南砺市城端地域の約800世帯に対しアンケート調査を行う。住民が求める品ぞろえやサービスをつかみ、より来店しやすい店舗運営につなげてもらう。19日は同市商工会城端事務所で学生と店主らの意見交換会があり、アンケートの内容について話し合った。
活動は県の「大学生による商店街課題解決事業」の一環。学生は今春から南砺、砺波両市内で、商店街の視察や店主へのヒアリングを通じ、活性化策を模索してきた。
城端地域中心部では国道304号沿いに、約40店が軒を連ねる。一方で薬から生鮮食品までそろえたドラッグストアや大型店などとの差別化が課題になっており、商店街側から住民のニーズをつかむアンケート調査を希望する声が出ていた。
同日は学生8人が商店主らに、アンケート内容のたたき台を提示した。商店街がどの程度地域に浸透しているか調べるため満足度や利用頻度などを尋ねる項目をつくったほか、チラシやサービスに対する要望も調査する。品ぞろえの参考にしてもらうため、よく購入する総菜や化粧品を買う場所などに関する項目も設けた。
今後内容について検討を重ね、11月に商店街の周辺世帯を中心に用紙を発送、12月をめどに速報結果を報告する。食品スーパー「菜彩(さいさい)やフジタストア」の藤田賢治社長は「お客さんの求めているものを知り、より足を運んでもらえる店にしていきたい」と話していた。
県立大の学生は、南砺市井波地域の商店街でもスイーツやご当地グルメの開発に取り組む。