南砺市の小学生が手すきした和紙でちぎり絵や切り絵などを作った「和紙アートコンクールｉｎなんと」の入賞作が決まり、大賞の北日本新聞社賞に石黒晴琉（はる）君（福野小学校６年）のちぎり絵が選ばれた。

　石黒君は「獲物をとらえろ！シャチ」と題し、濃淡が異なる青や黒の和紙で、躍動感あふれるシャチの姿を表現した。

　コンクールは、市内の美術関係者でつくるアートで遊ぼう実行委員会（作農啓一委員長）が開催。児童５７人が今月４日に同市のたいらマウンテンスクールで和紙アートを作った。作品は１１〜２６日に福光美術館で展示。１１日に表彰式を行う。北日本新聞社後援。

　▽審査員長賞＝織田春花（福光中部６年）▽優秀賞＝龍田ひま里（城端２年）有田奈生（城端１年）村澤蒼空（福野１年）牧野三娘（城端５年）富田美咲（福光中部５年）佐藤滉介（城端５年）石崎愛唯（福光中部３年）竹中蒼太（福光東部３年）鈴木縁（福野１年）▽努力賞＝松長桃子（城端５年）岩崎心雛（福光東部４年）土居夢（福光中部４年）浦井千晶（福野３年）藤本一花（城端３年）瀧田夏睦（井波２年）山本日菜乃（福光南部２年）湯尾美祝（福野２年）杉本悠真（福光中部１年）安居大翔（城端１年）