「砺波子供おはやし教室」の発表会が９日、砺波市出町子供歌舞伎曳（ひき）山会館で開かれ、生徒が日頃の成果を発表した。

　邦楽囃子（ばやし）・堅田流の堅田喜代実さん（３６）＝高岡市出身、東京＝が日本の伝統楽器に親しんでもらおうと、２０１４年から同市の矢木屋呉服店で指導。堅田さんから学ぶ県内愛好者の「鼓萌（こほう）の会」と毎年発表会を開いている。

　太鼓や鼓を学んできた園児から中学生までの８人が出演した。ことしは、５回目の節目を記念して１演目当たりの時間を長くし、童謡「チューリップ」や「かごめ」など４演目を披露。堂々とした演奏で来場者を魅了した。鼓萌の会の会員は、長唄「供奴」など３演目を発表した。北日本新聞社後援。