草に感謝「草魂碑」建立
草に感謝「草魂碑」建立
砺波市宮村の今井秀昭さん(75)は、自宅の庭など県内外3カ所に草の魂を供養する「草魂碑」を建てた。長年、生活や仕事で草に関わってきたことから、草に対する感謝の気持ちを込めた。
農家に生まれた今井さんは子どもの頃から現在まで米作りに携わり草取りなどの管理をしてきた。大学では草農学を学び、20年前までは県農業研究所(富山市吉岡)で雑草防除の研究をしていた。2006年から日本植物調節剤研究協会(東京都)に所属し、試験地である自宅前の水田で除草剤の効果を調査している。
日々、草と向き合い防除に力を尽くしてきたが、次第に自分の生活に欠かせない存在の草に対して感謝の気持ちを抱くようになった。東北にあるような草を弔う石碑が県内になかったことから建てることを決めた。
草魂碑は全て高さ1メートル、幅1メートル、厚さ15センチ。昨夏に砺波市内の石材店に依頼して製作し、自宅の庭と県農業研究所、日本植物調節剤研究協会の研究所がある茨城県に設置した。今井さんは「石碑を通して、これまで研究でお世話になった人にも感謝を伝えたい」と話している。
砺波市宮村の今井秀昭さん(75)は、自宅の庭など県内外3カ所に草の魂を供養する「草魂碑」を建てた。長年、生活や仕事で草に関わってきたことから、草に対する感謝の気持ちを込めた。
農家に生まれた今井さんは子どもの頃から現在まで米作りに携わり草取りなどの管理をしてきた。大学では草農学を学び、20年前までは県農業研究所(富山市吉岡)で雑草防除の研究をしていた。2006年から日本植物調節剤研究協会(東京都)に所属し、試験地である自宅前の水田で除草剤の効果を調査している。
日々、草と向き合い防除に力を尽くしてきたが、次第に自分の生活に欠かせない存在の草に対して感謝の気持ちを抱くようになった。東北にあるような草を弔う石碑が県内になかったことから建てることを決めた。
草魂碑は全て高さ1メートル、幅1メートル、厚さ15センチ。昨夏に砺波市内の石材店に依頼して製作し、自宅の庭と県農業研究所、日本植物調節剤研究協会の研究所がある茨城県に設置した。今井さんは「石碑を通して、これまで研究でお世話になった人にも感謝を伝えたい」と話している。