訪中団に代え年明け国内縁故地巡り

　日中友好や農地改革に尽力した旧福光町出身の元衆院議員、故松村謙三の顕彰会（桃野忠義会長）は、南砺市の福光福祉会館で総会を開いた。新型コロナ感染防止のため、友好訪中団派遣に代わり、松村ゆかりの地を巡る国内研修を来年１月に開く。

　ことしは第４３次友好訪中団の派遣を予定していたが、国内研修として東京都内と神奈川県湯河原町を訪問することにした。憲政記念館や早稲田大歴史館、重光葵記念館などを巡る。１０月にはフォーラムを予定するほか、来年の没後５０年に向けた記念誌やＤＶＤの制作も進める。

　役員改選があり、副会長に田中幹夫南砺市長、顧問に橘慶一郎衆院議員が就いた。