砺波市の砺波散村地域研究所の例会が、同市のとなみ散居村ミュージアムで開かれ、研究所員らが砺波地区の歴史、文化を交えながら発表や講演を行った。
研究所員の金沢大教授、黒田智さんは、江戸時代の古書「三州奇談」に登場し、戸板で水をせき止めながら神通川を歩いた苗加次郎衛門という怪力の十村の逸話について、庄川扇状地の開拓者である苗加村(現砺波市苗加)の川邊次郎左衛門との関連を指摘。川邊家の歴史や逸話が生まれた時代背景を交えて多角的に考察を紹介した。
亀ヶ谷憲史さん(福光中学校教諭)は「室町幕府と鎌倉府の政治関係」と題して研究成果を発表し、富山市郷土博物館主査学芸員の萩原大輔さんは「高岡山瑞龍寺伽藍(がらん)の創建過程」と題して講演した。
砺波市の砺波散村地域研究所の例会が、同市のとなみ散居村ミュージアムで開かれ、研究所員らが砺波地区の歴史、文化を交えながら発表や講演を行った。
研究所員の金沢大教授、黒田智さんは、江戸時代の古書「三州奇談」に登場し、戸板で水をせき止めながら神通川を歩いた苗加次郎衛門という怪力の十村の逸話について、庄川扇状地の開拓者である苗加村(現砺波市苗加)の川邊次郎左衛門との関連を指摘。川邊家の歴史や逸話が生まれた時代背景を交えて多角的に考察を紹介した。
亀ヶ谷憲史さん(福光中学校教諭)は「室町幕府と鎌倉府の政治関係」と題して研究成果を発表し、富山市郷土博物館主査学芸員の萩原大輔さんは「高岡山瑞龍寺伽藍(がらん)の創建過程」と題して講演した。