奈良時代に砺波地方の豪族だった利波臣(となみのおみ)志留志(しるし)を紹介する映像の上映会が28日、となみ散居村ミュージアム(砺波)で開かれ、約90人が志留志の生涯に理解を深めた。
志留志は、奈良の大仏建立が財政的に行き詰まり、聖武天皇が全国の豪族に寄付を募った際、全国で最も多い約180トンのコメを贈ったとされる。
砺波、小矢部、南砺市の有志でことし1月に結成した「となみ野を愛し 元気にする会」(会長・沼田宗敏中京大教授)が、最初の活動として映像を制作した。南砺市出身の金田章裕京都大名誉教授ら識者へのインタビューを盛り込み、28分間に編集した。
会員を含む来場者は、輸送が困難な時代に船と馬で大量のコメを運んだことを知り、志留志の発想や行動力に感心していた。
奈良時代に砺波地方の豪族だった利波臣(となみのおみ)志留志(しるし)を紹介する映像の上映会が28日、となみ散居村ミュージアム(砺波)で開かれ、約90人が志留志の生涯に理解を深めた。
志留志は、奈良の大仏建立が財政的に行き詰まり、聖武天皇が全国の豪族に寄付を募った際、全国で最も多い約180トンのコメを贈ったとされる。
砺波、小矢部、南砺市の有志でことし1月に結成した「となみ野を愛し 元気にする会」(会長・沼田宗敏中京大教授)が、最初の活動として映像を制作した。南砺市出身の金田章裕京都大名誉教授ら識者へのインタビューを盛り込み、28分間に編集した。
会員を含む来場者は、輸送が困難な時代に船と馬で大量のコメを運んだことを知り、志留志の発想や行動力に感心していた。