小矢部市三大祭りのひとつ「津沢夜高あんどん祭り」の魅力を発信する「津沢あんどんふれあい会館」が完成し、開館式が行われました。

「津沢あんどんふれあい会館」は、「津沢夜高あんどん祭り」を保存・伝承していこうと、祭りのメイン会場である津沢あんどん広場に面する旧小矢部消防署 津沢出張所を増改築して建てられました。

建物は、改修部分が鉄骨、増築部分が木造で２階建て、延べ床面積は５４７平方メートルで、整備費は１億９１２万円です。

増築部分は、藩政時代にこの辺りにあったという「米蔵」をイメージした切り妻屋根が設けられ、中には、高さ６、５メートルの「浦町」の大あんどんが展示されています。

このほか、旧出張所を改修した場所には、あんどん制作が体験できる部屋や、多目的交流室、会議や講演会などに利用できる研修室が設けられています。

開館式では、桜井市長が「会館を新しい拠点として、伝統文化の保存・継承にお力添えをお願いします」とあいさつしました。

「津沢あんどんふれあい会館」の開館時間は、土曜・日曜・祝日が午前９時から午後５時まで、平日が午前９時から午前１１時までで、休館日は月曜日です。
なお、見学は無料となっています。