小矢部市消防分団の北蟹谷（きたかんだ）分団と埴生分団に新型の「小型動力ポンプ」が導入された。

小矢部市の消防体制の充実、強化を図るために今年度の消防施設整備事業で整備されたもので、北蟹谷分団と埴生分団に小型動力ポンプ一式が交付された。

小矢部消防署で行われた交付式では、はじめに小矢部市総務部の「古川 正樹（ふるかわ　まさき）」部長が「地域住民にとって身近な存在である消防団の役割は大変重要で大きな期待が寄せられている。分団長を中心に、より一層の団結と技術の向上に努め、市民の安心にご尽力いただきたい」と挨拶。

そして、北蟹谷分団の「松本 英将（まつもと ひでゆき）」分団長と埴生分団の「竹森 源一（たけもり げんいち）」分団長に古川部長から、放水の際にホースの先端に取り付ける「管鎗（かんそう）」が手渡された。

今回交付された小型動力ポンプは、これまでのものより給水時間が大幅に短縮されるほか、ホースの「吐水口（とすいこう）」部分が握りやすい形状になっているため、素早く正確な操作ができるということだ。