となみチューリップ球根まつりが開かれ、たくさんの来場者で賑わった。

「となみチューリップ球根まつり」は、チューリップ球根の生産地の魅力を多くの人に知ってもらおうと、砺波市球根組合や富山県花卉球根農業協同組合などで作る実行委員会が毎年開催している。

今回は、記念すべき２０回目を迎え、砺波市内の生産者らが丹精込めて育てた球根およそ１６０品種が並び、通常価格の２割引きで販売された。

中でも今年から登場した上品な淡い藤色で八重咲きの「乙女のドレス」や、朱色の花びらが躍動感ある踊りをイメージさせる「炎のダンス」、生産数が少ない希少品種「赤い糸」などが人気を集めていた。

チューリップやヒヤシンス、ムスカリなどの球根を集めた「カラーリップパレットシリーズ」は、「初心者でも簡単におしゃれな一鉢を彩ることができる」ということで来場者が買い求めていた。

その他、毎年恒例の県産品種の「黄小町」などが入った皇室に献上する６品種のセットや、数量限定の福袋なども販売され、賑わいを見せていた。