なんとフォトクラブ写真展２０２２が福光美術館で開催された。

この写真展は南砺市の写真愛好家グループ「なんとフォトクラブ」に所属する会員の作品発表の場として、毎年開催されているもので、今年は、発足当時の「なんと写真同好会」から数えて、今年で２５周年を迎えた。

節目となる今回の写真展には、クラブ会員５０人が一人２点ずつ出品し、１００点の中から、福光美術館の片岸 昭二館長や会員らによる審査が行われ、賞が贈られた。

最優秀賞に選ばれたのは、片岸 明美さんの作品「高原の目覚め」。

これは、長野県にある「カヤの平高原」で撮影した写真で、朝もやに包まれた牧場に差し込む光を幻想的に捉えている。

また、田中南砺市長も、子どもたちが獅子舞の「胴幕」に入り、祭りを楽しむ様子を捉えた写真を会員の一人として出品し、ベストショット賞を受賞した。

そのほか、野鳥や植物、人物など、会員それぞれのテーマで撮影した作品が並び、会場を彩っていた。

「なんとフォトクラブ」は今後も定期的に勉強会や撮影会などをおこない、会員の技術向上に努めていく。