１０月１６日に小矢部市民図書館で「法律講座」が開かれるが、それに合わせて「財産管理」に関わる図書の特別展示が行われている。

この特別展示は「遺言」「相続」「登記」に関する財産管理や手続きについて書かれた本５４冊と、富山地方法務局提供の「法定相続情報証明制度」などの説明パンフレットなどが展示されている。

展示期間は１０月１６日までで、最終日には富山地方法務局砺波支局の職員による「自筆証書遺言書保管制度」についての講演があり、特別展示は、この講座の周知を兼ねておこなわれている。

「自筆証書遺言書保管制度」は、２年前から始まった新しい制度で、自分で書いた遺言書を法務局で保管し、遺言の紛失や改ざんから守るなど、さまざまなメリットがある。

図書館では、関連動画も上映し、特別展を通して「自筆証書遺言書保管制度」に対する市民の関心が高まればと期待している。