砺波市で、防災意識を高める、消防秋季訓練が行われた。

訓練には、砺波地域消防組合の職員と砺波市消防団合わせておよそ１１５人が参加し、強風時に発生した火災を想定し、飛び火による延焼の拡大をふせぎ、情報収集や車両配備を的確におこなえるよう、指揮命令体制の確認と各隊との連携強化を図ることを目的におこなわれた。

今回の訓練では、新たに、「大口径のノズルを活用した放水」で、今年３月に発生した小矢部市での火災を背景に、強風に影響されないように、大口径のノズルを装着し、飛距離がある強力な放水を行った。

さらに、飛び火の警戒として、放水銃を積載している分団車両が高圧放水もおこない、延焼の危険がある建物に対し、放水を行った。

参加した団員らは、万が一の事態に備えて、真剣な表情で取り組んでいた。