バレーボール元日本代表の大山 加奈さんの講演会がおこなわれた。

これは南砺市体育協会がバレーボールの指導者や保護者に、指導法や目標設定、個性を伸ばすノウハウなどを学んでもらおうとおこなわれた。

講演会にはバレーボール元日本代表の大山 加奈さんが講師に招かれた。

大山さんは小学２年からバレーボールを始め、小中高、すべての年代で全国制覇を成し遂げ、高校卒業後は東レ・アローズ女子バレーボール部に入部。日本代表には高校在学中の２００１年に初選出され「パワフルカナ」の愛称で親しまれた。

この日大山さんは「「すべての世代で日本一になった私だから伝えられること」と題して講演し、怪我や病気など、自らの経験をもとに、これからの指導者のあり方について話した。

大山さんは学生時代の指導者から学んだ「答えを示してそれをさせるのではなく、ヒントを与えて選手自ら考えさせること、そして、実行させ、見守ることも大切」と参加者らに呼び掛け、参加者はメモを取るなどし、熱心に聞き入っていた。