「繊維の街おやべ」をＰＲするキッズファッションショー「ＯＹＡＢＥコレクション」が行われた。

「ＯＹＡＢＥコレクション」は市制施行６０周年記念の注目イベントで、市内の繊維業者でつくる「おやべ繊維ブランド化推進協議会」と小矢部市、三井アウトレットパーク北陸おやべによる実行委員会が開いた。

参加したのは、市内在住か、市にゆかりのある小学１年から６年までの子どもたち３５人で、アウトレットのテナントがセレクトした服を着て、「ノースフェイス」や「ＧＡＰ」などブランドごとにランウェーを歩いた。

この日のために、先月から専門の講師の手ほどきで練習をしてきたという子どもたちは、自分で考えた思い思いのポージングでファッションをアピールした。

その中には、自分で全身をコーディネートした「マイコーデファッションショー」もあり、６組の「きょうだい」が参加して、息のあったウォーキングを見せた。

また、ステージ横では、市内の繊維関連企業１０社による「繊維の街おやべ展」が開かれ、それぞれの人気商品が展示された。

埴生の縫製工場「ミヤモリ」のルームウェア「ネルコッチャ」は、市特産のハトムギのぬか油が生地に配合されていて、おやべメルヘンメイトの羽純きゅらさんがモデルとなってＰＲした。

またこの日は、布きれを使った「貼り絵体験」のコーナーもあり訪れた親子連れは、色とりどりの生地を使い、思い思いに、動物などを形作って楽しんでいた。