南砺市南山見交流センターが、優良公民館表彰を受賞し、関係者らが田中南砺市長に喜びを報告した。

この日、南砺市役所を訪れたのは、南山見交流センターを運営する南山見地域づくり協議会の碓井 好彦会長と事務局長の田中一昭さんの２人。

今回受賞した「優良公民館表彰」は、文部科学省が公民館事業の内容と、実施方法に工夫をこらし、他の模範と認められる公民館に贈られる。

南山見地域づくり協議会は、「交流による地域活性化」をキャッチフレーズに、高齢者を対象とした「八乙女サロン」を年間およそ５０回実施したり、伝統文化や運動遊びを行う「世代間交流事業」をおこなうなど、特色ある活動を展開している。

また、「イノシシ」の農作物への被害防止や、空き家対策に関して、地域住民で知恵を出し合い、積極的に意見交換して成果を上げている点が評価された。

田中南砺市長は、「文部科学大臣からの表彰、本当におめでとうございます。これからも多彩な活動を続けていってください」と祝福した。

今回の優良公民館表彰では、全国で７２の施設が表彰され、富山県内では、南山見交流センターと、朝日町の山崎公民館が受賞した。