福野文化創造センターヘリオスの収蔵作品を展示する「和紙と墨とちぎり絵展」が開かれた。

福野文化創造センターヘリオスでは、毎年冬におよそ９３０点の収蔵作品の一部を紹介する展覧会を開いている。

今回は収蔵作品の中から和紙と墨を使った作品を中心に、五箇山和紙の里で毎年開催している「全国和紙ちぎり絵展」の入賞作品も合わせて展示された。

展覧会では、朝日町出身の日本画家・長�ｱ莫人さんの「八尾町青根橋」や中国を代表する河川を描いた「長江流域」など１８点が展示されたほか、書家 時女信子さんや松本�Y之さん、水墨画の西能翠苑さんなどの作品９点が並べられ、５人の作家たちの世界観がコラボレーションした展示となった。

またちぎり絵は「全国和紙ちぎり絵展」の第１回から２６回までの歴代入賞作品２７点が並べられた。

和紙の種類や墨の使い方によって異なる様々なにじみの表現を来場者が見入っていた。