vol.4 自分で浴衣を着てお出かけしよう
基本とコツさえ覚えれば、案外簡単なのが着物の着付け。まずはこの夏、自分で浴衣を着てみましょう。花火大会や夏祭りだけでなく、ちょっとした外出にも着られるようになると、オシャレの幅が広がります。ヘアスタイルやメイク、バッグも合わせて、ステキにお出掛けしてみませんか?
<準備するもの> 浴衣、衿芯(入れておく)、浴衣用半幅帯 浴衣用下着------1式 腰ひも----------1本 コーリンベルト--1本 伊達締め--------1本 帯板------------1枚
1,袖口をつまんでやっこのように左右にピンと張り、背縫いが後ろ中心になるよう整える。 2,上前の襟先が右脇の腰骨の上に来るようにして身幅を決めたら、下前を左脇に合わせ て15cmほど持ち上げる。 3,上前を重ねたら5cm上げて紐でしっかり結ぶ。 4,右手で前襟、左手で背中心を持ち、引っ張りながら首の後ろに指が3本入るように襟を整える。 5,両脇から手を入れて、おはしょりをきれいにおろす。 6,左脇の下から下前に手を入れて、喉のくぼみに合わせて襟合わせを決めたら、コーリンベルトで留める。 7,おはしょりを5cmほど出して、その上に伊達締めを前で結び、両端を包み込み帯板 をする。 8,手先を右肩にかけ、肩甲骨まで伸ばした長さにする。たれ側の帯を胴にふた巻きしてから結ぶ。 9,結び目がゆるまないように、逆方向にねじる。ねじった後の手先は左肩に。 10,たれ先から40cmの羽の大きさを決め、巻きだたみする。羽の中央に二つ上ひだを作り、手先を上から、ふた巻きする。 11,残った手先を帯板と帯の間に入れ、下から引き出す。羽を右回りで後ろにまわして完成。
今回の先生は、本田きもの教室(砺波市)本田美代子さんです。 詳しくは、チャンネルガイド89ページをご覧下さい。
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モデルは早苗さん
モデルは早苗さん
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